シェリング年報‘13 第21号目次
【シンポジウム 悪】
悪の問いと弁神論 茂牧人
悪の媒介性と直観の方法的機能――シェリングと田辺の「間」 田口茂
3・11以降の弁神論的思考とシェリング 菅原潤
シンポジウム「悪」司会報告 後藤正英
【特別報告】
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ――調和と乖離の自然観 仲間裕子
プラスチックの木でなにが悪いのか 西村清和
近代大学とは何か 別府昭郎
【特別講演】
Fr・シュレーゲル『アテネウム=フラグメンテ』116――ロマン的ポエジーとホメロス 小林信行
【投稿論文】
「演技的小説」としての『ルツィンデ』――フリードリヒ・シュレーゲルの詩学における受動性の概念 胡屋武志
初期フリードリッヒ・シュレーゲルにおけるHistorieの概念 松岡健一郎
【研究ノート】
哲学としてのシェリング芸術哲学 松井淳
【書評】
伊野連著『ドイツ近代哲学における藝術の形而上学
――カント、シェリング、ヤスパースと「哲学のオルガノン」の問題』 久保光志
久保陽一著『ドイツ観念論とは何か――カント、フィヒテ、ヘルダーリンを中心として』 伊古田理
日本シェリング協会活動報告 事務局
編集後記 宮田眞治
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