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シェリング年報02 第10号 目次
【開会講演】
Eroeffnungsvortrag――日本シェリング協会のこれまでとこれから―― 西川富雄
【公開講演】
自然と歴史――現代に甦るシェリング―― 渡邊二郎
【クロス討論1 哲学vs文学】
<自然の暗号文解読>の根拠づけ――ヘルダーリンにおける美の哲学―― 久保陽一
言語のミュトス的機能の交響――ヘルダーリンの小説「ヒュペーリオン」を文芸学的に読む―― 高橋輝暁
司会報告 松山壽一
【クロス討論2 哲学vs宗教】
哲学的宗教とは何か 橋本崇
キリスト教思想と神の問題 芦名定道
司会報告 諸岡道比古
【クロス討論3 文学vs美学】
ホフマン文学におけるファンタジー――精神界を動かすテコとしての肉体―― 梅内幸信
<倒立>した「崇高」とその怪物性――「フランケンシュタイン」におけるゴシック・ファンタジー―― 長野順子
司会報告 武藤三千夫
【論文】
初期シェリングにおける構想力の問題――1792年8月の研究帖を中心に―― 吉田達
判断力から機知へ――カントとFr.シュレ−ゲル、世紀転換期の美学の一断面―― 木村覚
シェリング同一性哲学における絶対的無差別に関する一考察 星川隆吉
シラーのコロス観について――コロス付きの悲劇「メッシーナの花嫁」を中心に―― 大類京子
カッシーラーの神話論における二つの動機――神話を通じた理性批判と理性を通じた神話批判―― 喜屋武盛也
【書評】
カール・ハインツ・ボーラー著『ロマン派の手紙』 伊藤秀一
菅原潤著『シェリング哲学の逆説−神話と自由の間で』 橋本崇
池田全之著『シェリングの人間形成論研究』 山口祐弘
諸岡道比古著『人間における悪――カントとシェリングをめぐって――』 浅沼光樹
アーサー・O・ラヴジョイ著『存在の大いなる連鎖』 田中裕
【海外研究紹介】
Ingtraud Gorland, Die Entwicklung der Fruhphilosophie Schellings in der Auseinandersetzung
mit Fichte 杉田孝夫
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